「小倉記念&レパードS」

2017年08月05日

「小倉記念&レパードS」

夏の小倉開催前半戦の呼び物レース「小倉記念」(GⅢ、3歳以上、芝2000m)が6日、行われます。ハンデキャップ重賞で、サマー2000シリーズの第3戦に組み込まれていますが、ハンデはベルーフの57キロがトップで、他は馬齢重量より軽い。それより気になるのはメンバー。気性難などクセのある馬が揃いました。面白いと言えば面白いですが・・・

サンマルティンを狙いました。5歳なのにまだ11戦しかしていません。それでいて5勝、2・3着は無し。訳ありの1頭です。ゲートが悪く、乗り手の言うことを聞かず掛かって突っ走る。新馬勝ちしたあと顕著になって3歳は3戦0勝。去勢手術されています。ただ、5月28日のダービー当日、前座の1600万下・むらさき賞(東京1800m)を観ていたら、すごい勝ち方をした馬がいました。直線、包まれていた馬群の中から外に跳び出したと思ったら坂上から一気に差し切り勝ち。この馬です。スタートもかなり矯正されてきたようで、今回は早めに小倉に入厩して追い切りをこなしています。鞍上は前回と同じ戸崎騎手。まともにスタートすれば勝負になるはずです。

人気を被るのが覚悟ならストロングタイタン中心が妥当な線。休み明けの前走、中京で1600下のマレーシアC(2000m)を勝ちました。520~530キロの大型馬なのに2歳のデビュー戦(1着)が小倉。3歳夏も小倉で500万下、1000万下の特別を連勝しています。速い脚に欠けるような印象がしますが、体が絞れる夏場が良さそうで実際に小回りもこなしています。

単穴はベルーフ。これも走る気を起こすか?起こさないか?の難しいタイプです。ただ、このレースとの相性は良く、3歳の一昨年はアズマシャトルの2着、4歳の昨年もクランモンタナの2着に追い上げています。先行勢が小回り・直線が短いコースの利を狙って早仕掛けのレースになるからでしょう。今年もそうなら3年連続の好走があります。

バンドワゴンは2~3歳の実績がピカ一。2歳の秋、新馬戦と2走目のエリカ賞(500万下)を逃げ切りました。それも、それぞれ2着に6馬身、5馬身差の独走。3歳初戦のきさらぎ賞でも評判のトーセンスターダムと好勝負し、アタマ差の2着でした。ところが、故障から1年ぶりに復帰するとゲートで立ち上がるなど気性難が激しくなった。近走をみてもまだ矯正できない状態とみて印を下げました。抑え候補にヴォージュ、好気配のフェルメッツァ、52キロのタツノゴウゲキ。

【小倉記念】(6日、小倉11R)発走=15時35分

◎ 8 サンマルティン

○10 ストロングタイタン

▲ 6 ベルーフ

△13 バンドワゴン

△ 3 ヴォージュ

△ 5 フェルメッツァ

△ 2 タツノゴウゲキ

 

馬連 8→10、6、13、3、5、2

 

新潟のレパードS(GⅢ)は3歳馬のダートの重賞。1800m、馬齢重量=56キロ(牝馬54キロ)=ですから条件としては波乱の要素は少ないレースです。ただし、酷暑の時期なので夏バテ、輸送による体調維持などに要注意。これは馬体重、当日のパドックなどで判断するしかありません。

中心はエピカリスで、今年の3歳ではスピード(ダート)が抜けています。5戦して4勝。ただ1回の敗戦(2着)は3月に遠征したアラブ首長国連邦のUAEダービー(GⅡ、ダ1900m)で、それも逃げり切り寸前でのハナ差負けでした。そのあと大志を抱いて米国3冠レースの最終戦、ベルモントS(GI、ダ2400m)を狙って渡米したのですが・・・残念ながら脚部不安が発生して直前で出走を取り消しました。幸い軽度だったようで、帰国後の回復は順調。直前の負い切りの走り振りにも不安は感じられません。

○(対抗馬)にはハルクンノテソーロを抜擢。後半に脚を使うタイプなのでここまで9戦して2勝ですが、2着3回、3着1回でポテンシャルはかなり高い。4月末の500万下(東京、ダ1400m)を勝ち上がったあと、オープンの青竜S(同、ダ1600m)でサンライズソアの2着、次いでGⅢ・ユニコーンS(同)でも後方から伸びてサンライズノヴァの2着でした。追い切りの動きから更に良化しているようですし、距離が1800mに延びるのもよいはずです。

▲(穴馬)はテンザワールド。レースを使われながら上昇過程を踏んでいます。出走距離を1800mに伸ばした5戦目から500万下を②①着で勝ち上がり、次いで古馬を相手に前走の濃尾特別(1000万下、ダ1900m)も5番手あたりから直戦抜け出しました。特注です。

他ではタガノディグオが11戦して3勝、2着5回、3着1回と堅実。2勝目を挙げるのに手間取ったものの3月に勝ち上がると園田の地方交流GⅡ・兵庫Cを勝ち、大井の同GI・ジャパンダートダービー(2000m)でも3着と軌道に乗った感じです。あと初ダートでも芝で2勝のイブキ、次いでスターストラック、タガノグルナが抑え候補。

【レパードS】(6日、新潟11R)発走=15時45分

◎ 5 エピカリス

○12 ハルクンノテソーロ

▲14 テンザワールド

△15 タガノディグオ

△ 3 イブキ

△ 6 スターストラック

△ 1 タガノグルナ

馬連 5→12、14、15、3、6、1

榎本正男プロフィール

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