「小倉2歳S&新潟記念」

2017年09月02日

「小倉2歳S&新潟記念」

夏競馬もオーラス。3日の日曜日は小倉と新潟で重賞が行われます。小倉の夏開催の締めくくりは1200mの小倉2歳ステークス(GⅢ)。馬場はかなり内側が傷んできているようですが、距離的にスピード比べには変わりありません。もっとも、前半が速くなる可能性があるので、キャリアを積んだ馬の中から差しタイプの食い込みがあると波乱でしょう。

中心はモズスーパーフレア。8月19日の小倉、1200m戦に出走してデビュー勝ちを決めましたが、勝ちタイム1分08秒5は今夏の最速です。レース内容も出走13頭の11番枠か好スタートで出て加速も良好。内から先行を主張する馬がいるといったん先頭を譲り、3コーナーから有無を言わさず交わして先頭。4コーナーで後続からジャスパープリンス(2着)が追い上げて来ると直線、二の脚を使って1/2馬身振り切りました。3着以下がちぎれたレースだったので高く評価できます。470キロの馬体もバランスが良く、栗東坂路での追い切りの動きも良いのであとは輸送だけ。大丈夫でしょう。

2番手にはヴァイザー。6月初めに阪神の1400m戦で初陣を飾った馬で、タイムは1分21秒9。3番手の3頭併走で外に付けても問題なかったし、直線差し比べのレースで坂上から抜け出して2着タガノスカイハイに1/2馬身差の勝利。しぶとさを感じます。初戦から間が空きましたが、420キロと小柄なのでかえってよいでしょう。追い切り(栗東CW)でもきびきびした動きで古馬に先着しています。良く変わる可能性が大きいと思います。

単穴はペイシャルアス。ここまで3戦していて、7月中京の新馬戦は1600m。道中、掛かり気味に先行(2番手)して5着でした。2走目は小倉の1200m戦。2番手から前の馬を捉えて1位で入線したのですが、直線で外へ少し斜行したのがペナルティとなって2着降着。3走目はその鬱憤を晴らすように小倉1200mで2着に3馬身差、1分08秒7の好タイムで勝ち直しています。ここは中1週の強行軍ですが狙ってみます。

アサクサゲンキも3戦。7月中京のデビュー戦がダートの1400m戦で、逃げて差のある4着でした。そのあと小倉に転じて1200m戦で②①着で勝ち上がっています。勝った3走目は1分08秒8で楽勝でしたからスピードはそん色ありません。もう1頭、アイアンクローは6月阪神の1200mの新馬戦を5番手あたりから差し切り勝ちし、2走目の小倉1200mのフェニックス賞は差し届かず3着でしたが見どころはありました。要注意です。他では新馬戦を勝ったばかりのスーサンドン、5戦して勝った前走(小倉1200m)は後方からの追い込みだったタイセイソニックがどこまで・・・

【小倉2歳S】(3日、小倉11R)発走=15時35分

◎11 モズスーパーフレア

〇 9 ヴァイザー

▲ 7 ペイシャルアス

△17 アサクサゲンキ

△14 アイアンクロー

△16 スーサンドン

△ 8 タイセイソニック

馬連 11→9、7、17、14、16、8

 

新潟の夏開催の最後の重賞は3歳以上(オープン)、2000mのハンデキャップ重賞、新潟記念(GⅢ)。サマー2000シリーズの第5戦として行われます。馬齢重量を超えるハンデは7歳のラストインパクト1頭だけ(57.5キロ)。57キロがフルーキー、マイネルフロスト、ルミナスウォリアー。それにしてもクセ馬タイプのオンパレードというレースになりました。

ルミナスウォリアーに期待してみます。勝ち身に遅く、条件クラスが長かったので地味な印象が強いです。2歳から昨年の5歳前半までは重賞とは無縁でした。初めて挑戦したのは昨年7月の福島の七夕賞で、8着。次いでこの新潟記念に出走してアデイインザライフの5着に入線。勝ち馬からの差が1馬身半ぐらいで、タイム1分57秒8ですから上々の内容です。そして6歳の今年。GⅡのAJC杯(中山2200m)でタンタアレグリアの4着と好走しました。3月中京の金鯱賞(GⅢ、2000m)もヤマカツエースの5着で、勝ち馬から2馬身と離されていません。そのしぶとさが前走の函館記念で実を結びました。ハンデは2キロ重くなって鞍上も替わりますが、6歳の今が“旬”とみて狙いました。

アストラエンブレムは潜在能力は買っていますが兄弟同様に気性が問題。それでもここまで12戦して5勝。重賞に挑戦するようになった今年、京都金杯(GⅢ、1600m)でエアスピネルの4着、オープン特別で①②着のあと1800mのエプソムC(東京1800m)でダッシングブレイズの2着なら上々かもしれません。デビューせんから1600戦を選んで出走していた馬なので、初めての2000mの距離適性がどうか?でしょう。

単穴はマイネルフロスト。3歳時に毎日杯(GⅢ)を勝ち、ダービーも3着と好走したようにポテンシャルはあるはずですが、ムラ駆けタイプタイプとはいえこれだけ不振が続いた馬も珍しい。ところが前3戦は新潟大賞典2着、鳴尾記念3着、七夕賞2着・・・着用したブリンカー(遮眼革)の効果が大きいようです。まともに走れば勝ち負けになります。

伏兵陣。と言っても前記した3頭もそんなタイプですが、休み明けでもポテンシャルが高いトーセンバジル、復調すれば末脚伸びるマイネルスフェーン。上位がそんな感じですから下級条件は伸びてきた中から追い切りの動きの良さが目立つタツノゴウゲキ、ウインガナドルにも要注意です。

【新潟記念】(3日、新潟11R)発走=15時45分

◎ 2 ルミナスウォリアー

〇11 アストラエンブレム

▲12 マイネルフロスト

△13 トーセンバジル

△15 マイネルスフェーン

△ 1 タツノゴウゲキ

△17 ウインガナドル

馬連 2→11、12、13、15、1、17

榎本正男プロフィール

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