「府中牝馬S」

2014年10月17日

「府中牝馬S」

先週は台風19号に振り回されましたが、今週は東西とも天気が良さそうなので気分的には落ち着いて週末を迎えられそうです。19日の日曜日には秋華賞が行われますが、まず18日の東京、府中牝馬ステークスです。芝1800mで争われる3歳以上牝馬(オープン)のGⅡ・重賞で、頭数は13頭ですが個性の強い馬ばかり揃いました。別定重量戦ですが3歳馬の出走はなく、増量される馬も1キロだけで55キロ止まり。それほど気にすることはないでしょう。波乱の要素を挙げれば展開。人気の追い込み勢が届かない流れになった時ですが・・・

スマートレイアーを中心にしました。デビュー2戦目、この距離で2番手で先行した勝ち星(3歳500万下)がありますが、ほとんどが後方で脚をためて直線勝負。切れ味の鋭さは目を引きます。とくに昨年の秋華賞は最たるレースで、最後方と言ってよい位置から一気に追い上げてメイショウマンボの2着に突っ込みました。この春は初戦のオープン特別「大阪城S」(阪神1800m)でディサイファに差し勝ちし、次いで阪神牝馬S(GⅡ、1400m)で重賞勝ちを収めました。そのあとヴィクトリアマイル(GI、東京1600m、1番人気、8着)は先行勢の流れになって不発。8月札幌のクイーンSも1番人気でキャトルフィーユ、アロマティコに次いで3着でした。ただ、このレースも小回りコースの大外を回ってゴール前あと一息。ハナ、クビの接戦で、内容的には強いレースでした。まだキャリア10戦でこれからの馬。追い切りの動きも良く見えますので東京コースで改めて真価発揮を期待しました。
ホエールキャプチャは6歳。GI・ヴィクトリアマイルを勝った4歳春まで大活躍でしたが、そのあと極度の不振に陥って、もう終わりかな・・・という感じでした。ところがちょうど1年たった昨春、突如目覚めてヴィクトリアマイルでヴィルシーナの2着に好走。秋にはこの府中牝馬Sを勝ちました。この2月には東京新聞杯(GⅢ、1600m)を勝ち、次いでヴィクトリアマイルも小差の4着。8月の札幌記念もハープスター、ゴールドシップには5馬身後れでしたが3着でした。アテにならないところはありますが東京コースは得意なので逆転候補です。

単穴にはディアデラマドレを抜擢しました。これも◎と同じくキャリア10戦の4歳馬で、休み明けの5月京都の準オープン特別で2着したあと、格下から挑戦したGⅢ・マーメイドS(阪神2000m)で鮮やかな追い込みを決めました。前走のクイーンSは洋芝・小回りで持ち味を生かせずキャトルフィーユの5着でしたが、追い切りで好走しているので警戒しました。ポテンシャルを感じる馬です。

キャトルフィーユは先行勢に厳しい流れだったクイーンSで4番手あたりから直線早めに先頭に立ち、追い込み勢に急襲されながらもしぶとさを発揮して粘り切りました。長い東京の直線でどうか?ですが、前の位置でマイペースになる可能性があるので侮れません。他では1月の京都牝馬S(GⅢ、1600m))でドナウブルーを抑えて勝ち、4月の阪神牝馬S(GⅡ、1400m)でもスマートレイアーと写真判定の勝負(ハナ差2着)をしたウリウリ、東京コース走るスイートサルサ、クイーンSで4着だったアイスフォーリス。

【府中牝馬S】(18日、東京11R)発走=15時45分
◎ 3 スマートレイアー
○12 ホエールキャプチャ
▲ 5 ディアデラマドレ
△ 2 キャトルフィーユ
△ 4 ウリウリ
△ 9 スイートサルサ
△ 6 アイスフォーリス
馬連 3→12、5、2、4、9、6

榎本正男プロフィール

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