「有馬記念」

2017年12月23日

「有馬記念」

いよいよ有馬記念ですね。今年の3歳以上(オープン)の最後のGI(中山2500m)。メディアでは連日、GIを6勝してラストランを迎えた名馬キタサンブラックの話題一色という感じです。当然、前売りでは圧倒的な1番人気。勝って引退なら“めでたし、めでたし”なのですが・・・勝てるでしょうか? 前走のジャパンカップ(GI.東京2400m)では自分のレースパターンで直線先頭に立ちながら、ゴール前で同じ5歳のシュヴァルグラン、そして3歳のレイデオロにも差し込まれて3着。これがどうしても気になります。

3歳の有望株、スワーヴリチャードを中心にしました。ダービーでレイデオロには3/4馬身及ばなかったものの、直線良く追い上げて中味の濃いパフォーマンスの2着でした。それから立て直しに入って、満を持して出走したのが11月15日のアルゼンチン共和国杯(GⅡ、東京2500m)。これまでの後方待機から好位グループの5~7番手に付け、直線追い出されるとあっさり抜け出して古馬勢を抑えました。もちろん、前回と今回は相手が違います。ただ、中間の追い切りのタイム、走りぶりをみると一度使われて急上昇気配。この馬の素質には早くから惚れ込んでいて、レイデオロに不安があった皐月賞で◎にしたかったぐらい。中山コースに不安があったので〇にしたのですが、今ならそれも何とかなりそうです。2キロ軽い55キロで今のデキなら好勝負でしょう。

シュヴァルグランは相変わらず調教駆けしないものの馬自体が良くなっています。ジャパンCの勝利はレース運び(好位先行)、直線追われてからの伸び脚とも申し分なかった。昨年のこのレース(6着、1着サトノダイヤモンド、2着キタサンブラック)は14番枠からのスタートで後方グループになり、向こう正面から早めに追い上げざるを得ないレースでした。終(しま)いの伸びを欠いた原因です。本格化してきた今回、枠順も4頭分ですが昨年より内側。中団より後ろになることはないでしょう。勝機も十分です。

穴馬(▲)にはサトノクロニクルを抜擢しました。直前までは“ここでは(能力的に)足りない”と思っていました。ところが最終追い切りの映像を見るとチャレンジカップ(12月2日、GⅢ、阪神2000m)を勝ったあとこんなに良くなってるの?という感じです。好位で流れに乗れるタイプ。中山の内回り2500m・・・不利なく回って来れる内目の6番枠、3歳で55キロと考えが膨らんで怖さが湧き出てしまいました。

キタサンブラックはこれ以上、印を下げられません。引退レースと言ってもまだ5歳。十と言わず八分、九分でも能力を発揮できれば勝ち負けになります。今年の5戦、4月に大阪杯(阪神2000m)のGI昇格1回目の覇者に名を刻み、同月の天皇賞・春(GI、阪神3200m)でレコードタイム勝ち。どうかな?と思った宝塚記念で9着でしたが、秋の天皇賞は不良馬場の中、出遅れながら6つ目のGIタイトルをもぎ取ったのには心底、感心しました。そして今回の7つ目が・・・ある?ない?予断できません。

ほかにも気になる馬が多いです。中からキタサンブラックが負けた宝塚記念の時の勝ち馬サトノクラウン、今回状態アップが見込める牝馬のミッキークイーンと長休から復帰して3走目の3歳馬ブレスジャーニーをピックアップ。ヤマカツエース、レインボーラインも気になるのですが、印(7頭まで)からあぶれてしまいました。

【有馬記念】(24日、中山11R)発走=15時25分

◎14 スワーヴリチャード

〇10 シュヴァルグラン

▲ 6 サトノクロニクル

△ 2 キタサンブラック

△13 ミッキークイーン

△12 サトノクラウン

△ 4 ブレスジャーニー

馬連 14→10.6、2、13、12、4

 

榎本正男プロフィール

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