「桜花賞」

2017年04月08日

「桜花賞」

今年の3歳クラシックが開始されます。第1戦は9日、阪神競馬場で行われる牝馬の桜花賞(GⅠ、阪神1600m)。やっかいなレースという印象が強いです。2歳から今ごろにかけては急成長する時期で、人気馬が思わぬ負け方をして後で「フケ(発情)だった」と聞くことも何回かありました。それを別にしても今年はここにきて高い能力を発揮し出しが多く、これだけハイレベルの馬が揃うのは珍しいです。人気は4戦無敗のフランケルに偏るでしょうが、それほどの(単勝オッズ差)能力の開きはないように感じます。

それでも中心はソウルスターリングでしょう。昨年7月、札幌で1800mの新馬戦を差し切って帰厩。10月東京で1600mのアイビーS(OP特別)を勝ち、西へ向かってGI・阪神ジュベナイルF(1600m)を制して2歳女王に就きました。明けて3月。このレースへ向けて試走したトライアルのチューリップ賞(GⅡ、阪神1600m)も問題なくクリアしています。迎えた本番。なんと枠番が⑭番という外、さらに前線が停滞して思っていた以上の雨量になって馬場が悪化しそうです。新たな課題が出てきてしまいましたが、能力の高さで克服するのではないでしょうか。欧州の名馬フランケル(14戦無敗)の初年度産駒として、ここは負けてほしくないところなのですが・・・

面白いのはミスパンテール。キャリア2戦の新鋭でまだ1勝馬ですが、トライアルのチューリップSで後方から息の長い脚を使って2着に追い上げました。勝ったソウルスターリングには2馬身差あったものの、追い上げた有力候補の1頭リスグラシューをその後ろから差したのは注目に値します。自慢めきますが、当時、馬っぷりと追い切りの良さから小欄では▲(7番人気)に抜擢していましたよね。7月末の札幌で内容の良い勝ち方をした馬。7カ月ぶりの復帰戦であのレースができるのですから、一度使われた上積みを考えれば(可能性十分)今回、ソウルスターリングを脅かしてもおかしくありません。

▲はミスエルテ。ソウルスターリングと同じフランケル産駒で、ここまで3戦2勝。昨秋、阪神1600mの新馬戦、京都1400mのファンタジーS(GⅢ)を鋭い差し脚で連勝していました。土が付いたのは3走目の朝日杯FSで、サトノアレスの4着。ただし、これは牝馬の阪神JFではなく、牡馬相手に挑戦したGIです。しかも単勝2.4倍の1番人気でした。テンションが上がって馬体が徐々に細化したため休ませていましたが、ここに向けて追い切りは十分積まれています。好結果につながりそうな気がします。

他にも軽視できない馬が多いです。道悪の巧拙は分かりませんが先行できて自在性もあるのがアエロリット。勝ち星は1つだけでも2着が3回。そのうち2つは重賞で、いずれも接戦でした。次いで新馬2着のあと3連勝したアドマイヤミヤビ。前走のクイーンC(GⅢ、東京1600m)では前記したアエロリットを1/2馬身差し込んでタイムも1分33秒2と速かったです。

前走の3着で少し評価が下がったリスグラシューは阪神JFで後方から2着に追い上げたように末脚は確かです。それと気になるのはカラクレナイ。スタートに難があるので強くは推せませんが、道悪なのでパワフルな末脚に魅力があります。まだいるのですが、あとは手が回りません。

【桜花賞】(4月9日、阪神11R)発走=15時40分

◎14 ソウルスターリング

○16 ミスパンテール

▲ 1 ミスエルテ

△12 アエロリット

△15 アドマイヤミヤビ

△ 6 リスグラシュー

△ 8 カラクレナイ

馬連 14→16、1、12、15、6、8

 

榎本正男プロフィール

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