「武蔵野S&デイリー杯2歳S」

2017年11月10日

「武蔵野S&デイリー杯2歳S」

GI・エリザベス女王杯(12日、京都)の枠順も決まっていますが、11日の土曜日も東西で重賞レースがあります。発走順にまず、東京の武蔵野ステークス。ダート1600mのGⅢ(3歳以上オープン、別定重量)で、1着馬にGI・チャンピオンズカップの優先出走権があります。先週京都で行われたもう一つのステップレース、みやこS(GⅢ,1800m)は伏兵馬が上位に台頭して波乱の結末でした。ここはネームバリューのある馬がそろいましたが予断を許さないレースとみた方が良さそうです。

モーニンを狙ってみました。1800mのチャンピオンズCは距離が長いような気がします。1週前に栗東坂路で半マイルから48秒2-35秒9という目をむくタイムをマークしています。そして直前も51秒9-37秒1-11秒9。ここを叩いて次・・・という調教ではありません。3歳時、デビューから4連勝したあと初めて負けたのがこのレースでした。1着ノンコノユメ、2着タガノトネールに追い込まれて3着(稍重馬場)。それでも4歳初戦の根岸S(GⅢ、1400m)を勝ち、GI・フェブラリーS(東京1600m)をレコード勝ちしました。昨年後期から勝てないでいますが、GIを勝ったことで斤量との戦いもありました。ここも58キロですが、調子が戻ってきたようなので一発を期待。

カフジテイクは後方からの追い込み一手。以前は1400m戦での後方一気が最適と思われたのですが、昨年のこのレースでタガノトネール、ゴールドドリームに次ぐ3着。今春のフェブラリーSでもゴールドドリーム、ベストウォーリアにクビ、3/4馬身差の3着まで追い上げてきました。かなり距離延長にも対応できるようになっているので逆転候補。

単穴はインカンテーション。故障明けの一昨年後期から昨年は立ち直り気配が見えなかったものの、今年3月、マーチS(GⅢ、中山1800m)で突如目を覚ましました。10番人気での快勝で、そのあとも5月船橋のかしわ記念でコパノリッキーの2着。そして前走は金沢へ行って白山大賞典を勝ってきました。7歳でもブランクがあったし、復調すればまだ十分やれる能力がある馬です。

他では地力トップクラスのベストウォーリアと、前走のグリーンCCを快勝した3歳の上がり馬サンライズノヴァに特注。調子が戻ってきたピオネロ、55キロの基礎負担重量で出られる3歳馬サンライズソアにも要注意。

【武蔵野S】(11日、東京11R)発走=15時30分

◎14 モーニン

○16 カフジテイク

▲13 インカンテーション

△12 ベストウォーリア

△ 6 サンライズノヴァ

△10 ピオネロ

△ 9 サンライズソア

馬連 14→16、13、12、6、10、9

 

京都では大好きな2歳馬の重賞、デイリー杯2歳ステークス(GⅡ、1600m)が行われます。出走は9頭と少ないですが、上位にピックアップした馬(5頭)はそれぞれ個性があって半端じゃない魅力を感じます。ここでの勝ち負けに関係なく、先々の重賞レースで活躍しそうなので今から注目してレースぶりを見ておくことをお勧めします。

◎にはケイアイノーテックを抜擢。6月の阪神初日、1600m戦で真っ先に勝ち名乗りを挙げた馬です。それ以来、5カ月ぶりの出走なので馬体の仕上がりはどうか?と思っていました。ところが・・・10月早々からタイムになる調教を積み重ねていて、直前の追い切りでは楽に速いタイムをマーク。動きの良さも光ります。2走目でテンションの上がる馬もいますが、デビュー戦は好スタートを切りながら鞍上の指示に従って3~4番手にすんなり折れ合って直線インから鋭く抜け出しています。当日のパドックを見ないと分かりませんが、デビューした阪神より近い京都への輸送なので大丈夫でしょう。

ジャンダルムは9月阪神初日の1600m新馬戦を3番手から直線伸びて危なげなく勝った馬。タイムは1分37秒3(良馬場)で速くないですが、どこからでも行けるというレース運びでした。480キロの見栄えのする馬体で、追い切りでも速いタイムをマークしています。一度使われての良化は間違いないでしょう。この先、どういうタイプの馬に育っていくか楽しみな1頭です。

単穴はメガリージョン。9月阪神2週目、1800m戦でデビューしてリュクスポケットの2着でした。競り合いを避けて2番手に抑えたのですが、直線で迫ったもののクビ差残されたレースです。2走目(未勝利戦、京都1600m)も走る気満々。4~5番手に控えるレースを試みていましたが掛かる気性が収まらないので放したら一気に先頭。そのまま押し切ってしまいました。スピード感あふれるタイプで、追い切りでも馬なりで速いタイムをマークしています。すんなり先行のレースなら止まらないかも?

ということで、新馬→新潟2歳Sを連勝したフロンティアが4番手になってしまいました。スピードもあるし、2歳Sでは長く脚を使ってコーディエライトに競り勝ったように勝負根性もあります。あと、10月21日、京都の重馬場1600mでデビューしたカツジも、ゴール前100m地点で5番手あたりから馬群を割って一気に抜け出した脚が目立ちました。要注意です。

【デイリー杯2歳S】(11日、京都11R )発走=15時45分

◎ 5 ケイアイノーテック

○ 3 ジャンダルム

▲ 4 メガリージョン

△ 2 フロンティア

△ 8 カツジ

馬連 5→3、4、2、8

榎本正男プロフィール

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