「武蔵野S&デイリー杯2歳S」

2014年11月14日

「武蔵野S&デイリー杯2歳S」

16日のGⅠ・エリザベス女王杯は明日ということにして15日・土曜日の重賞です。東京競馬場でダートのⅢ・武蔵野ステークス、京都では2歳馬のGⅡ・デイリー杯2歳ステークスが行われます。まず東京の武蔵野S。1着馬にチャンピオンズカップ(昨年までジャパンカップダート)の優先出走権があるレースです。3歳以上オープン、別定重量で争われる1600m戦で、メンバーを眺めるとここが秋シーズン初戦になる有力馬がいて、夏場にレースをした馬がいて、力を付けてきた3歳馬も混在していてと混戦(波乱?)になる可能性もかなり大きいと思われます。
中心はエアハリファにしました。デビュー戦からダート路線を歩んできた1頭で、2歳時の2走目に勝ち、3歳時(6戦)も2勝2着2回、3着2回と崩れなかったあたりに素質の高さがうかがわれた馬です。4歳の昨年は準オープンを勝ち上がったあと4月東京のオアシスS(OP特別、1600m)を1分35秒5の好タイムで勝っています。さらに今春はオープン特別を2勝。とくに6月東京のアハルテケS(1600m)は強いレースでした。稍重とはいえ1分34秒6の好タイムで、中団から直線で伸びてベストウォーリア以下を抑えました。まだ重賞勝ちがありませんが、そろそろ勝てそうな充実ぶりです。問題は休み明け。夏場を休養にあてたので5カ月ぶりのレースになります。乗り込まれてきているので大丈夫とみましたが、速いタイムの追い切りが1本ほど足りないような気もします。当日の太目残り(馬体重)に注意したいところです。
キョウワダッフィーは追い切りの動きが良いです。これも秋初戦ですが前期は7月中京のプロキオンSまで2か月に1回のペースで出走を続けていました。仕上がりは大丈夫でしょう。オープン特別を連勝したあと前走のGⅢ・プロキオンSもベストウォーリアのクビ差2着。ただ、この馬の場合は距離が未知数です。1400mが専門で(7勝中、6勝)、残る1勝は1200m戦。1ハロン延びる距離がカギです。なんとかなりそうな気がするので逆転候補にしましたがちょっと心配です。
単穴はゴールスキー。昨年の春先までは芝で走っていてオープンでレースをしていました。ダートに転身してすぐ適性をみせ、8月小倉、10月東京でオープン特別を連勝。次いでこの武蔵野Sでもベルシャザール、アドマイヤロイヤル、ベストウォーリアに次いで4着に入線しました。年明けて2月には根岸S(GⅢ、東京1400m)で待望の重賞勝ち。GⅠ・フェブラリーSで10着に終わったあと少し精彩を欠きましたが、前走のエルコンドルパサーメモリアル(東京1400m)では59キロを背負いながら3着まで追い上げてきました。スタートに難があるので主力には推しにくいですが、今回は57キロなので面白いです。
ほかにも首位争いに加わっておかしくない馬が多く、GⅢ・ユニコーンSを勝った3歳のレッドアルヴィス、能力十分のタールタン、展開次第ですが先行するトウショウフリーク、3歳の上がり馬フィールスマートをピックアップしました。
【武蔵野S】(15日、東京11R)発走=15時30分
◎ 1 エアハリファ
○ 5 キョウワダッフィー
▲10 ゴールスキー
△ 4 レッドアルヴィス
△14 タールタン
△ 8 トウショウフリーク
△12 フィールスマート
馬連 1→5、10、4、14、8、12

京都のデイリー杯2歳Sは頭数は9頭ですが、人気を集める馬が出走しています。まだキャリアが全馬3戦以内で、新馬勝ちしたばかりの馬でも上位争いに加わっておかしくありません。非常に興味深いレースです。
アルマワイオリという馬を狙います。札幌の1500m新馬戦は1番枠から気合を付けて先行させ、1分31秒1で逃げ切りました。2着に3馬身半差の楽勝です。次の札幌2歳Sは6着でしたが、このレースは離れた最後方からブライトエンブレムが追い込み勝ちしたレース。先行馬にとって息の入らない流れでした。そのレースで逃げる1番人気のミッキーユニバーを追って2番手。さらに3コーナーから競りかけて直線でいったん先頭に立つレースでした。前走の「もみじS」(OP特別、京都1400mは一変して後方に待機。4角前から追い上げると直線で突き抜けました。センスを良さを買って中心に抜擢です。
ナヴィオンは新潟デビューで、初戦の1600mを後方から直線一気の差し切り勝ち。上がり3ハロン32秒7の切れ味から新潟2歳Sでも一番人気に支持されました。結果はミュゼスルタンの6着。直線で内にもたれて体勢を立て直すのに苦労していました。前走のオープン特別「ききょうS」(阪神1400m)は直線で先行勢をとらえて人気に応えています。右回りの方が良いようなので連勝のチャンスも十分でしょう。
そしてアッシュゴールド。グレートジャーニー、オルフェーヴルの弟で、いやでも注目される血統馬です。ただ、デビュー戦(中京1600m)では6着に終わりました。掛かって先行グループの中にいましたが、追われて伸びなかったのはそれが原因でしょう。2走目(未勝利戦、京都1600m)で思い切って後方に控えるレースをさせると、直線で鋭い脚を発揮して一気に差し切りました。ここで同じようなレースができれば本物?
後方からの人気馬が伸びを欠くようなら前残りで穴になります。要注意です。
【デイリー杯2歳S】(15日、京都11R)発走=15時45分
◎ 3 アルマワイオリ
○ 2 ナヴィオン
▲ 9 アッシュゴールド
△ 1 ケツァルテナンゴ
△ 8 タガノエスプレッソ
△ 4 グレイスフルワード
馬連3→2、9、1、8、4

榎本正男プロフィール

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