「産経大阪杯&ダービー卿CT」

2014年04月05日

「産経大阪杯&ダービー卿CT」

普段は予想や馬券が当たった、外れたで一喜一憂するのはご他聞にもれずですが、6日に阪神競馬場で行われる産経大阪杯はお金を賭けないでもワクワクするレースの一つです。出走はわずか8頭ですが、このレースでお金を儲けようなんて考えるのは「邪道」のような気さえします。4歳の両雄、ダービー馬キズナと菊花賞馬エピファネイアが出走してきました。さらに昨年、3歳で牝馬ナンバーワンの座についたメイショウマンボが挑戦しました。どんなレースになるんでしょう。

エピファネイアはこのあと4月27日(日)に香港のシャティン競馬場で行われるクイーン・エリザベスII世カップ(G1)の招待を受諾しています。キズナは次走が天皇賞(春)になるようですが、いずれにしてもオルフェーヴルのあとを担う逸材です。前哨戦でも負けたくないところで、まず、両馬の駆け引きが見ものです。

予想ですが、◎はエピファネイアにしました。皐月賞はロゴタイプの2着、ダービーはキズナに差し込まれては半馬身差の2着に終わりました。ただ、菊花賞は2着サトノブレスに5馬身差の圧勝でした。ライバルの2頭が出走していませんでしたが、それにしても2着続きだった鬱憤を晴らすような強さ。春当時と比べて体調も良くなって、課題だった折れ合いにも進境を見せていました。じっくり態勢を整えてきたので追い切りの動きも“さすが”という感じです。休み明けも心配ないと思います。体調さえ問題なければ香港でも勝てるでしょう。

キズナはダービーを制したあと、秋はフランス遠征の道を選びました。もちろん照準は世界最高峰の凱旋門賞。前哨戦のニエル賞(GⅡ、2400m)を勝ち、本番は4着でしたが、見せ場はありました。遠征の疲労残りを解消するためここまで出走が延びたようですが、これも一追いごとに態勢が整ってきています。エピファネイア相手にどういう手に出る?首位争いに期待しましょう。

単穴はショウナンマイティにしました。このレースとは相性が良くて一昨年はあっさり勝って、昨年はオルフェーヴルに1/2馬身差まで詰め寄る好走でした。問題は調子です。今季初戦に選んだ東京新聞杯が雪のため中止(延期)になって、栗東から東京へ輸送して引き返す不運がありました。ダメージは大きかったと思います。しきり直しの同レースで10着に終わったのは、道悪のほかにその影響もあったと思われます。本調子に戻っていないかもしれませんが、言われているほど悪くはないように思われます。

もちろん、メイショウマンボも牡馬両雄が58キロなので負担重量に3キロ差があります。休み明けで掛かる恐れがあるので少し割引ましたが折れ合えば面白いです。

中山のダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ、芝1600m)はハンデ戦で、特徴のあるコース。波乱の要素はありますが、極端に軽いのは51キロのスプラッシュエンドだけで他は54キロが1頭、あとは55キロ以上です。能力のある馬どうしの勝負で、穴は逆に重い馬の連対?かも。

コディーノに期待しました。言うまでもなく昨年のクラシック戦線で人気を背負って走っていた1頭。皐月賞はロゴタイプの3着でしたが、2着はエピファネイアで、ダービーを勝ったキズナには先着しています。ダービーは9着でしたが距離が長かったほかに課題の折り合いも欠いたレースでした。それでも着差は3馬身ちょっと。“このメンバーでも負けるかなあ…”という気がします。前走の東京新聞杯は、2歳時の朝日杯FS(ロゴタイプにクビ差2着)以来2度目の1600m戦でした。結果は4着ですが、休み明けで重馬場の中、ホエールキャプチャから1馬身、アタマ、クビだったので悪くないと思います。難しい馬なので次々に乗り手が代わるのが気になりますが能力上位は間違いありません。

レッドアリオンもポテンシャルの高い馬です。難点はスタートで、それが成績につながらなかった原因です。ただ、前2戦をみるとだいぶ良くなってきたようです。12月阪神のリゲルSでトリップにハナ差惜敗のあと、前走の中山1600mのニューイヤーSは直線突き抜けました。まだ信頼しきれませんがゲート五分なら好勝負可能です。

穴にはカレンブラックヒルを狙ってみます。昨年、デビューから5連勝。GI・NHKマイルカップを制した馬です。秋には古馬相手に毎日王冠を勝ちました。ちなみに2着はジャスタウェイでした。昨年はすっかり調子を崩してしまいましたが、追い切りの動きが良くなっているので今回あたり一変するかもしれません。

【産経大阪杯】(6日、阪神11R)発走=15時35分

◎ 4 エピファネイア

○ 7 キズナ

▲ 2 ショウナンマイティ

△ 5 メイショウマンボ

△ 3 トウカイパラダイス

馬連 4から7、2、5、3

【ダービー卿CT】(6日、中山11R)発走=15時45分

◎ 5 コディーノ

○ 4 レッドアリオン

▲ 2 カレンブラックヒル

△11 トリップ

△ 6 ダイワファルコン

△14 ブレイズアトレイル

△13 マウントシャスタ

馬連 5から4、2、11、6、14、13

榎本正男プロフィール

この記事へのコメント

コメントを書く

(※皆様からお寄せいただいたコメントは管理人の方で精査させていただいた上で 掲載いたします。全てのコメントが掲載されるとは限りませんのでご了承ください。)

コメントを残す

コメント