「神戸新聞杯&オールカマー」

2014年09月27日

「神戸新聞杯&オールカマー」

28日、阪神競馬場で3歳馬のGⅡ・神戸新聞杯(2400m)、新潟では3歳以上のGⅡ・オールカマー(2200m)が行われます。ともにタイトルレース(GⅠ)へのステップレースで注目されますが・・・どうも関東の競馬ファンとしては今イチ盛り上がりに欠けています。まだ開催場所が新潟。中山競馬場がスタンド改築中なので仕方がないのですが、例年なら競馬が中央場所へ戻ってきて芝のコンデションは絶好。スピード感あふれるレースがファンを沸かせている時期ですが・・・。場外へ行ってもどこか遠くでやっているような感覚ではないでしょうか。
そんなこともあって、阪神の神戸新聞杯がむしろ近くに感じられます。先週のセントライト記念(新潟2200m)に続いて行われる菊花賞トライアル(3着まで優先出走権)。ここにダービー馬ワンアンドオンリーが出走してきました。ほかにダービー上位入線馬はいません。同馬が断然上位ということになるのですが結果はどうでしょう?春に不本意な成績に終わった馬、本格化手前で皐月賞、ダービーに間に合わなかった馬が何頭か出走しています。中から成長期のひと夏を越して変わり身を見せる馬が現れるかどうかがトライアルレースの見どころで、人気ほど差がないような気がします。ひょっとして波乱?

トーセンスターダムを狙ってみます。デビュー当時から注目された1頭で、2歳時に新馬戦(京都1800m)、オープン特別の京都2歳S(2000m)を連勝。3歳初戦のきさらぎ賞(GⅢ、1800m)も勝って3連勝。クビ、アタマ、アタマといずれも小差だったのは過大評価しないよう気をつけていたのですが・・・本番は散々でした。皐月賞(3番人気)は好位付けに出てジリ貧の11着に終わり、巻き返しが期待されたダービー(5番人気)は直線で早々に圏外。なんと大差の16着でした。こんな馬でしょうか?皐月賞は荒れ馬場、ダービーは物見をしてラチ(内柵)に接触という弁解材料?はあります。馬体の目立つ馬ですし、追い切りの走りも良く見えます。実が入れば汚名返上のパフォーマンスが見られるとみて期待しました。
ワンアンドオンリーは当然、首位候補。ダービー馬となって凡退は許されないところですし、調教も積まれてきています。ただ、直前の追い切りの動きはあまり感心できません。もっとも皐月賞(4着)のあとダービーへ向かう時の追い切りでもそんなに良くは見えませんでした。実戦へ行って良いタイプになってきているのかもしれません。ダービーは◎にしましたが、今回は2番手にしました。
穴馬にはヤマノウィザードを抜擢。かなり能力を秘めている馬として注目していました。なかなかバンとしないようで2歳から3歳の春シーズンは出世が遅れて春のクラシック2冠には出走していません。予定したデビュー戦はフレグモーネで枠順発表前に出走取り消し。2歳12月に出走にこぎつけた新馬戦(中京2000m)で直線一気に伸びて勝ち、次の500万下特別・梅花賞(京都2400m)も同じようなレース内容で連勝。3走目のすみれS(阪神2200m)でしんがり負けしたあとダービーの出走権を狙って出走した青葉賞(GⅡ、東京2400m)はショウナンラグーン、ワールドインパクトにアタマ、1/2馬身及ばず3着で夢破れました。先週のセントライト記念にも登録して調教を積んでいましたが、ここを狙ってきたので潜在能力を発揮するかもしれません。
ほかでは好調が目立つサトノアラジンに特注。次いでエンジンがかかる一気に伸びる感じのサウンズオブアース、折り合いがつけば大駆けがあるハギノハイブリッドに要注意。あと好位からしぶとく伸びるキネオペガサスを追加しました。
【神戸新聞杯】(28日、阪神11R)発走=15時35分
◎ 4 トーセンスターダム
○10 ワンアンドオンリー
▲ 7 ヤマノウィザード
△ 8 サトノアラジン
△11 サウンズオブアース
△ 9 ハギノハイブリッド
△15 キネオペガサス
馬連 4→10、7、8、11、9、15

新潟のオールカマーは1着馬に天皇賞(秋)の優先出走権が付与されているいるように、ここから秋のタイトルレースに参戦したい面々にとっては飛躍の足がかりになるレースです。夏場にレースに出走して臨戦態勢に問題がない馬が主力でしょう。中心はサトノノブレスです。8月小倉のGⅢ・小倉記念(2000m)は春の天皇賞以来でしたが、型どおり3コーナーから追い上げて◎の期待に応えてくれました。やや重馬場でタイムは1分59秒8でしたがパワーは見せ付けました。追い切りの動きも良いですし、負担重量も前走時と同じ57キロ。連勝のチャンスだと思います。
怖いのは牝馬のアロマティコ。これも夏場に使われてきて体調に問題はありません。函館で巴賞(OP特別、1800m)を勝ったあと札幌のクイーンS(GⅢ、1800m)で2着と好走しました。この2戦で注目されたのは乗り替わった三浦皇成騎手との相性の良さです。鋭い脚がある反面、長続きしないタイプですが、しおれを巧くカバーしていました。外を回って追い込み切れないレースが多かったのですが、内目のコース取りから直線で馬群を割って鋭さを生かすレース。クイーンSはレコードタイムの厳しいレースでしたが、決着でし好位からしぶとく伸びて勝ったキャトルフィーユと写真判定(ハナ差)でした。昨秋のエリザベス女王杯でメイショウマンボ、ラキシスに次いで3着した時も三浦騎手でしたが、斤量も54キロなので逆転候補です。
単穴は、どうも怖い気がしてカレンブラックヒルにしました。どの程度の人気になるか分かりませんが、人気薄とすれは距離が長い、調子も疑問ということでしょう。ただ、実績はこのメンバーでは間違いなく上位です。3歳時、デビュー戦からは負け知らずでGⅡ・ニュージーランドT、GⅠ・NHKマイルカップ、そして秋には古馬を相手にGⅡ・毎日王冠(東京1800m)を逃げ切って6連勝でした。次の天皇賞(東京2000m)で敗戦を味わいますが、古馬の一線級とやって2馬身半ぐらいの差で5着だったのですから凡退ではありません。2走前にGⅢ・ダービー卿CTを勝ったように不振だった昨年に比べれば調子も持ち直していると言えます。この距離ならすんなり先行できそうなので狙ってみました。
主力に破綻があると、あれも、これもになってしまうメンバーです。重め残りが少し心配ですが3歳時に挑戦したの昨秋のエリザベス女王杯でメイショウマンボの2着と好走したラキシス、GⅢ重賞でコンスタントに上位争いをしてきたマイネルラクリマ、ここに来てめっきり充実して前走の新潟記念でもマーティンボロのクビ差2着と好走したクランモンタナ、休み明けでも前走の目黒記念を勝ったマイネルメダリストを抑え候補にしました。
【オールカマー】(28日、新潟11R)発走=15時45分
◎ 8 サトノノブレス
○17 アロマティコ
▲ 4 カレンブラックヒル
△ 6 ラキシス
△11 マイネルラクリマ
△ 9 クランモンタナ
△15 マイネルメダリスト
馬連 8→17、4、6、11、9、15

榎本正男プロフィール

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