「福島牝馬S」

2018年04月20日

「福島牝馬S」

皐月賞が終わって舞台は一転--関東は春季の最も華やかな東京開催へ突入します。西は阪神から京都開催へ。こちらは来週、天皇賞(春)です。初日の21日(土)は東西とも小欄で取り上げている重賞レースはありません。でも、並行して開催されていた春の福島の最終週で、福島牝馬ステークス(GⅢ、1800m)が行われます。

4歳以上(オープン)牝馬の重賞で、1着馬にGⅠ・ヴィクトリアマイル(5月13日、東京1600m)の優先出走権が付与されています。負担重量は収得賞金による「別定」で、ここは出走馬すべてが54キロに落ち着きました。しかも12頭中7頭が前走、中山牝馬S(GⅢ、1800m、ハンデ)に出走しています。同斤量になってどう結果が変わりますか?

その中山牝馬Sを逃げ切ったカワキタエンカが中心。前々走、2月京都の洛陽S(オープン特別、1600m)で意外に早く失速してサトノアーサーの10着に終わっていました。それが不安視されたのでしょう。6番人気でしたが、好ダッシュで先頭に立つと直線で二の脚を使ってフロンテアクイーン、レイホーロマンス、トーセンビクトリー、ブラックオニキスらを抑えました。やはり小回りコースでは先行力が活きます。重賞を勝っても賞金別定なので基礎負担の54キロで出走できます。前走よりは1キロ重いですが、この斤量は牝馬でも背負い慣れていて昨秋のローズS(3歳GⅡ、阪神1800m)でラビットランの2着に逃げ粘っています。3着は牝馬クラシックで常に上位争いをしたリスグラシューでした。普通に考えれば連勝有望です。

トーセンビクトリーは中山牝馬Sで4着でしたが、重賞勝ち(中山牝馬S=昨年)があるので56キロのハンデでした。それでも5~6番手から0秒3差の4着まで追い上げています。前記した勝ち馬との負担重量差3キロが今回は0になります。ちょっと気性に難しさがあるように見受けられるので過信できませんが、これで(軽い)気分よく走れば?逆転があります。

単穴にはデンコウアンジュを狙ってみました。追い込みタイプなので展開に左右されます。前走の阪神牝馬S(GⅡ、1600m)が嵌らないときの典型。ミスパンテールが逃げる形になって先行馬の1,2着で大波乱になりましたが、33秒台で上がりながら11着に終わっています。小回りコースなので他の馬(騎手)がカワキタ目標に追走急ということになれば終(しま)いの脚が活きます。底力は一番です。

伏兵陣の食い込みにも要注意。スタートが決まれば怖いワンブレスアウェイ、軽ハンデとはいえ愛知杯2着、中山牝馬Sも3着まで伸びたレイホーロマンス、意外性あるキンショーユキヒメ、先行力があって福島走るゲッカコウをマークしました。

【福島牝馬S】(21日、福島11R)発走=15時25分

◎ 4 カワキタエンカ

〇 5 トーセンビクトリー

▲12 デンコウアンジュ

△11 ワンブレスアウェイ

△ 3 レイホーロマンス

△ 7 キンショーユキヒメ

△ 6 ゲッカコウ

馬連 4→5、12、11、3、7、6

榎本正男プロフィール

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