「菊花賞」

2017年10月21日

「菊花賞」

22日の日曜日、京都競馬場で3歳馬のGI、菊花賞が行われます。今年のクラシックレースの3冠目、最終章。3000mの長丁場で、ダービー馬レイデオロは別路線を選択して不参加。皐月賞馬アルアインは健在で2冠を狙いますが、ダービーは5着でしたから距離不安がささやかれています。皐月賞の2着馬(ペルシアンナイト)も別路線、ダービーの2、3着馬の姿は残念ながらありません。ただし、先週行われた牝馬の秋華賞で夏の上がり馬が1、2着したように、春季は2冠に出走していなかった上がり馬がここにもいます。比較が難しいですが、加えて道悪必至の馬場コンデションがそれに輪をかけています。レースの流れ次第では何が起きるか分かりません。

迷いも残りますが◎にミッキースワローを抜擢しました。これまで6戦して⑤①①⑤③①着。順にレース内容をおさらいすると、デビュー戦(中山2000m)はスタートが悪く1頭後れた最後方で追走にいっぱい。直線で差を詰めた脚に見どころはありましたが完全に圏外のレースでした。同2200mを選んだ2走目もスタートが悪くて後方になったものの、3コーナーから捲り上げて勝ち、福島の500万下特別も同じようなレースで連勝。ダービー出走を狙って西へ遠征した京都新聞杯(GⅢ、2200m)は珍しく6番手につけて3コーナーから早めに追い上げるレース。それが最後にこたえたか5着。3勝目を狙った7月福島の1000万下・いわき特別(1800m)は突き抜けるような伸びだったものの古馬の前に3着。そんなステップで迎えたセントライト記念(GⅡ、中山2200m)でしたが、ここで皐月賞馬アルアインをマークするような6番手から先抜けした同馬を一気に差し切ったのです。掛かる気性ではないので距離は大丈夫でしょう。問題は馬場コンデションです。いつもは道悪では切れ味勝負のタイプは嫌うのですが、こんな1戦ごとに変わり身を見せてきた馬は稀有です。目をつぶって期待しました。

アルアインはここまで7戦4勝、2着1回。連帯を外したのはダービーの5着と、もう一つが重馬場のシンザン記念(京都1600m)の6着です。ただし、そのレースはインを突いたのが裏目に出て前が壁になり競馬をしていません。道悪はこなせます。それと、レース前に動じない長所を感じます。強行軍で中山へ来た皐月賞当時がそうでした。セントライト記念の時は休み明けで馬体に余裕がありましたし、本番での良化は当然。距離はレース運び次第でなんとかなるかもしれません。ミッキースワローが道悪に泣けば逆転。

単穴はキセキ(人気になりそうですが)。これも春季は皐月賞もダービーにも出走していない新鋭で、7月中京で2000mの500万下を勝ち、8月新潟で1000万下の信濃川特別(古馬混合、2000m)を連勝。秋初戦に選んだ神戸新聞杯(GⅡ、2400m)でレイデオロの2着に追い上げて有望馬にのし上がりました。道悪は未知数ですが前半掛からなければ末脚はしっかりしているのでチャンス十分。

春季のクラシック参戦馬ではサトノアーサーがセントライト記念3着のあとぐんと動きが良くなっています。ほかではセントライト記念3着のサトノクロニクル、皐月賞3着・ダービー6着のダンビュライト、青葉賞2着でダービー(9着)へ進んだベストアプローチが道悪で浮上するかもしれません。印を付けきれなかった中で気になるのはトリコロールブルー(⑤番)です。

【菊花賞】(22日、京都11R)発走=15時40分

◎12 ミッキースワロー

○16 アルアイン

▲13 キセキ

△ 8 サトノアーサー

△11 サトノクロニクル

△15 ダンビュライト

△10 ベストアプローチ

馬連 12→16,13、8、11、15、10

榎本正男プロフィール

この記事へのコメント

コメントを書く

(※皆様からお寄せいただいたコメントは管理人の方で精査させていただいた上で 掲載いたします。全てのコメントが掲載されるとは限りませんのでご了承ください。)

コメントを残す

コメント