「菊花賞」

2013年10月19日

「菊花賞」

3歳馬の三冠レース最後の1冠「菊花賞」が20日、淀(京都)の外回りコース3000mを舞台に行われます。今年は皐月賞馬ロゴタイプが戦列を離れていて、ダービー馬キズナは凱旋門賞に挑戦(4着)。ここには出走していません。となると、2冠で2着だったエピファネイアのチャンスとみるのは至極当然です。しかもトライアルの神戸新聞杯をあっさり勝って臨んでいます。怖いのは夏を越して充実してきた面々ですが、中から逆転までのパフォーマンスを見せる馬が出るか?苦しいと思いますが、全馬未経験の長距離レースなので分からないところはあります。

それでもエピファネイアが中心でしょう。皐月賞でロゴタイプに強いレースをされて2着でしたが、1/2馬身差に食い下がって2着をキープ。惜しかったのはダービーで、直線坂上から抜け出しましたがゴール前でキズナに急襲されて、これも半馬身差で涙を飲みました。それでもここは実績断然です。この馬の弱点は折り合いで、闘争心が旺盛なためデビュー当時から掛かるレースが多かった。それでも首位争いをするのが非凡なところなんですが…。

それでふと思い出したのが、ニホンピロムーテーという菊花賞馬です。2周目の向こう正面、後続を大きく離して先行しました。掛かって抑えきれない状態になったので乗り手が手綱を緩めて、競馬用語でいうと“放した”んですね。関係者やファン、ほとんどが「あ~あ」と敗北を覚悟したんですが、そのまま逃げ切ってしまいました。私も当時、京都競馬場で見ていて(仕事)びっくりした一人です。その手綱を取っていたのが福永洋一騎手でした。今回エピファネイアに乗る福永祐一騎手の父君です。1971年のことですが、2013年、子息はどんなレースを見せてくれるでしょうか。

予想は下記のようにしました。次位候補ですが、いずれも実績はエピファネイに比べるとグンと下がります。それで、ここにきて充実気配がを感じられる馬を重視しました。まず注目したのがフルーキー。春季は500万下でなかなか勝ちきれませんでしたが、休み明けの7月中京で2着したあと小倉で古馬と混合になった500万下特別を勝ち、続いて9月阪神の1000万下特別を連勝しました。この2戦、ともに1ケタ上という内容のレースで、どんなレースでもできそうな自在性があります。エピファネイアと同厩舎というのが引っかかりますが大駆けするかもしれません。

続いて単穴にユールシンギング。未勝利戦当時から差し脚に見どころがあったのですが、9月1日に新潟で500万下を勝ち上がると一気に3歳GⅡ・セントライト記念に挑戦して勝ちました。それも直線で追い上げるコースを閉ざされながら、最後に馬群を割って伸びました。ハナ差の辛勝でしたが並の勝ち方ではありません。坂の下りから長い直線の京都でどこまで伸びて来れるか、楽しみです。

ほかも多士済々ですが、春は最後のダービートライアル青葉賞で4着に終わったサトノノブレスが、新潟でひと叩きされたあと神戸新聞杯で3着と好走しました。まだ上がり目が望めます。同じく神戸新聞杯で後方から鋭く伸びて2着したマジェステイハーツもマークは必要。あと、ラストインパクトも気になります。神戸新聞杯で3番人気で7着に終わっていますが、レース前に落鉄してレースを5分遅れの発走にしてしまいました。度外視して見直したいのと、もう1頭は差し脚鋭いケイアイチョウサンを追加しました。

【菊花賞】(20日、京都11R)発走=15時40分

◎ 3 エピファネイア

◯ 4 フルーキー

▲15 ユールシンギング 

△14 サトノノブレス

△18 マジェステイハーツ

△17 ラストインパクト

△ 1 ケイアイチョウサン

馬連 3から4、15、14、18、17、1へ

榎本正男プロフィール

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