「阪神ジュベナイルフィリーズ&カペラS」

2018年12月08日

「阪神ジュベナイルフィリーズ&カペラS」

今年も押し詰まって来ました。9日の日曜日、阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(GI,1600m)は今年デビュー(6月以降)した2歳馬の牝馬ナンバーワン決定戦。当然のようにフルゲート16頭による激戦になりましたが、出走すれば1番人気になったと思われるグランアレグリア(2戦2勝)の姿がありません。関東の美浦・藤沢厩舎所属で、ここは僚馬のシェーングランツに任せた・・・ということでしょう。結果は別にして、ここで同厩舎のつぶし合いの選択肢はないと思うのでナットク。それでも今年の出走馬のレベルは全般的に高いと思います。

中心はダノンファンタジー。2歳戦のスタートになった6月の初週、3日の東京1600m戦で前記したグランアレグリアと対戦したのがこの馬で、結果は2馬身差の2着でしたが他の馬が付いて来れない中、最後まで追走して1分33秒9で走り切りました。相手が悪かったと言うしかないです。そのあとレース間隔を開け、秋に未勝利戦(阪神1600m)、GⅢ・ファンタジーS(京都1400m)を連勝。タイムは目立つほどではないもののケイバを教えるような内容で2着にそれぞれ2馬身、1馬身3/4差の楽勝でした。ここで真価を見せてくれそうです。

ビーチサンバは9月に阪神で1600mの新馬戦を勝ち上がり、東京1600mのGⅢ・アルテミスSで2着。ここに出走している評判の1頭、シェーングランツにゴール前で急襲されましたが、勝ったと思われるレースをしていました。馬格もあるし、中間さらに良化気配なので次位。

大勢逆転候補(▲)はシェーングランツ。7月札幌のデビュー戦(1800m、5着)は実戦に戸惑ったのか走る気がなさそうに見える凡退でした。ところが2走目(1800m未勝利)で一変して楽勝。さらに帰厩初戦に選んだ前記アルテミスSで後方のポジションから直線一気。ビーチサンバを捉えました。父がフランケルからディープインパクトに替っていますが、昨年のオークス馬ソウルスターリングの妹です。西への輸送、右回りの初コースが気になりますが、ここも連勝しておかしくないほどポテンシャルは高いと思います。

伏兵陣も多彩で、気なる馬に印(△)を付けていくと7頭で収まらなくなります。アルテミスSで4着だったウインゼノビアは先行力があって自在性もある。レース運び次第では上位争い。新潟の新馬戦(1600m)に続いて中山のサフラン賞(500万下、1600m)を連勝したレッドアネモスにも注目。

異色なのは栗東所属なのに10月に東京に来て鞍上にモレイイラ騎手を配してデビュー勝ちしたタニノミッション。外国産馬ですが母は日本の名牝ウオッカです。1勝馬なのに抽選で出走できたので運もある?あと小倉で1800m戦を勝ったあと東京1800mのアイビーS(OP特別)を連勝しているクロノジェネシス。これで7頭・・・巻き返しがあるかもしれないグレイシア以下が印から漏れてしまいました。

【阪神ジュベナイルフィリーズ】(12月9日、阪神11R)発走=15時40分

◎13 ダノンファンタジー

○11 ビーチサンバ

▲ 4 シェーングランツ

△ 7 ウインゼノビア

△12 レッドアネモス

△10 タニノミッション

△ 9 クロノジェネシス

馬連 13→11、4、7、12、10、9

 

中山のカペラステークス(GⅢ、ダート1200m)は別定重量戦。2走前に地方交流GⅡの東京盃(大井1200m)を勝ったキタサンミカヅキが2キロ増の58キロを背負います。それと、スピード比べの距離とはいえ師走ケイバですんなり流れるとは思えないのですが・・・差し、追い込み勢の浮上もありそうです。

オウケンビリーヴを狙いました。前々走で地方交流GⅢ(盛岡1200m)を勝ったので1キロ増になるものの、牝馬なので55キロでの出走。追い切りの動きの良さが目に付きます。芝でも好走歴があるのでスピードで見劣りしないし、流れに対応する自在性もあるのが魅力です。

オールドベイリーは今夏の上がり馬。春季に1000万下で2連用。クラス再編で勝ち直しています。2戦とも57キロでの勝利で、このクラスでは力が違うということ。次いで8月新潟で1600万下を連勝。初オープンのNST賞は4着でしたが前走の室町S(OP.、京都1200m)では鮮やかな差し切り勝ちを収めています。逆転候補。

単穴はハットラブ。競走中止の前走はスタート直後に馬が躓いての落馬です。いったん休ませての再調整なのは気になりますが影響は軽度だったようです。その前の準オープン、ながつきS(中山1200m)では後方から追い込み勝ちしています。汚名を晴らす可能性は十分あると思います。

ほかにも見劣りしない有力馬が多いです。7戦5勝の3歳の上がり馬コパノキッキング、実績のある追い込み馬キングズガードに特注。斤量不利とみてス評価を下げたキタサンミカヅキ、今季、準オープンを勝ち上がってオープン特別の室町Sでも2着に追い上げたヴェンジェンスも警戒。

【カペラS】(12月9日、中山11R)発走=15時20分

◎13 オウケンビリーヴ

○ 6 オールドベイリー

▲ 8 ハットラブ

△ 2 コパノキッキング

△ 4 キングズガード

△ 1 キタサンミカヅキ

△ 3 ヴェンジェンス

馬連 13→6、8、2、4、1、3

榎本正男プロフィール

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