【スプリンターズS】

2014年10月04日

【スプリンターズS】

秋のGI戦線の開始です。トップを切って行われるのはスプリント決戦。3歳以上オープン、1200mのスピード比べですが、今年は新潟コースで行われます。開催が続いてきたので馬場が荒れてきていて、それほど速いタイムの決着にはならないのではないかと思います。それと、メンバーを眺めると初コースという馬が多いこと(18頭中12頭)。それも有力馬の大半がそうです。内が伸びるとか外が有利とか、本来はあってはならないのですが新潟はそれが顕著で、直線で”大渋滞”して行き場のなくなるレースも少なくありません。波乱の要素もあるので人気馬過信は避けましょう。

ストレイトガールに期待しました。4歳の昨年後半に500万下クラスから大躍進。オープン特別2勝を含めて7戦5勝、2着2回の大活躍を見せました。今年に入っても勢いは続いて2月京都のシルクロードSで重賞制覇。そのあと挑戦したGⅠ・高松宮記念でも不良馬場の中、3着まで追い上げました。勝機を求めた5月東京の牝馬のGⅠ、ヴィクトリアマイルは小差の3着と1600mでも好走。3歳秋口から4歳6月までブランクがあった馬で、ここからが正念場です。入念な調教を積まれてきて今週の最終追い切りも文句なしの動きです。6月の函館スプリントSで11着に終わっていますが、これは馬群に包まれて行き場が無くなったレース。気にする必要はありません。
相手はハクサンムーンでしょう。ストレイトガールと同じく5歳馬ですが一連の実績はメンバー中で一番。3歳秋に京阪杯、4歳の昨年はアイビスSDとGⅢを2勝、そのあとのGⅡ・セントウルSではスプリント王・ロードカナロアを破って勝ちました。GⅠ実績でも昨春の高松宮記念でロードカナロア、ドリームバレンチノに次いで3着、秋のスプリンターズSもロードカナロアの2着。ロードカナロアが引退した今、あとを継ぐ候補なのは間違いないところでしょう。今春の高松宮記念は不良馬場でスピードを発揮できずコパノリチャードの5着でしたが、9月阪神のセントウルSで2着して本番へ。あとは今の新潟コースと見込み通り2走目の良化があるかどうかです。
単穴はレッドオーヴァル。昨年の桜花賞2着馬でオークスへも出走した馬です(17着)。1200m戦に出走したのは今年に入ってからで、4走前、いきなり高松宮記念に挑戦して14着。ただ、そのあと適性が高いことを証明しています。阪神の1600万下特別で2着し、札幌へ回って勝ち上がるとGⅢ・キーンランドCでもローブティサージュにクビ差の2着と好走しました。このレース、洋芝の小回りコースで、後方から大外を回ってよく追い上げて来たなという内容でした。追い切りの動きも目を引きます。輸送で馬体減、初コースのパドックで焦れ込みなどがなければ大駆けが望めます。
大駆けといえばもう1頭、マヤノリュウジン。7歳馬で昨秋のスプリンターズSでロードカナロア、ハクサンムーンに3/4馬身、クビ差で3着した実績がありますが、不調で休ませたあと復帰したこの夏から後方からの追い込みに大きくモデルチェンジ。福島でバーデンバーデンC、次いで札幌のUHB賞を連勝しました。前走のセントウルSは5着でしたが、見どころはあったので一発があるかもしれません。
あと、穴っぽいところでは札幌でキーンランドCを勝ったローブティサージュ、58キロを背負った函館スプリントSでこれを負かしたガルボ、前走(セントウルS、3番人気で8着)は走っていないトーホウアマポーラが追い切りで好走しているので要注意です。

それと、そのあとのお楽しみは凱旋門賞。海外競馬の仕事をしている友人の話では今年は大混戦模様で、日本の3頭を含めて勝っておかしくない馬が10頭ぐらいいるそうです。日本馬にとって4歳以上の牡馬に課せられる59.5キロの斤量はきついです。比較的こなせるタイプはゴールドシップで、かなり調子が良さそうなので頑張ってほしいところ。有利なのは54.5キロで出走できる3歳牝馬のハープスターです。落鉄だけはしないでね(オークス、札幌記念の追い切りでも)。それと、日本のレースより前半のペースが遅いので、意外に日本馬が前に行けるかもしれません。発走は午後11時半ごろです。馬券が買えないのが残念!

【スプリンターズS】(5日、新潟11R)発走=15時40分
◎ 9 ストレイトガール
○15 ハクサンムーン
▲13 レッドオーヴァル
△10 マヤノリュウジン
△ 2 ローブティサージュ
△ 4 ガルボ
△ 3 トーホウアマポーラ
馬連 9→15、13、10、2、4、3

榎本正男プロフィール

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