【函館SS&ユニコーンS」

2015年06月20日

【函館SS&ユニコーンS」

あと1週、東京と阪神が残っていますが、今週から函館が始まっていよいよ夏競馬に突入!という気分です。函館の開幕週のメーンはサマースプリントシリーズの第1戦、函館スプリントステークス(GⅢ、3歳以上オープン、芝1200m)。GIホース・コパノリチャードが別定重量の58キロを覚悟に出走しています。斤量も初コース(洋芝も)、すんなり単騎先行が望めない展開もこなして格の違いを見せ付けるでしょうか。注目です。
私はローブティサージュを狙ってみます。夏の北海道シリーズではいつも好走する馬です。3年前のデビュー戦が函館で、1800m戦で鮮やかな差し切り勝ちを決めました。2歳GI、阪神ジュベナイルフィリーズを勝って3歳時は牝馬クラシック路線に専念したため夏の遠征は無かったものの、昨年の4歳夏はこのレースでガルボにクビ差2着。そのあと札幌でキーンランドC(GⅢ、1200m)をレッドオーヴァル以下を抑えて勝っています。輸送でテンションが上がる馬なので滞在競馬のメリットは大きく、北海道シリーズでは本来の能力を発揮します。課題は差し脚が武器なので馬群をどうさばくかだけ。外を回ると距離損が大きいし、インを突くと前が詰まる恐れはあります。それでも本馬場で追われた調教の動きが良いし、今年も・・・期待します。
当然、強敵はコパノリチャード。初コースですが小回りで直線が短いコースなので本来の先行力からむしろ向いていると思われるぐらいで、洋芝も心配ないと思います。ただ、展開的に控えるレースになって瞬発力勝負になった時、58キロがこたえるかもしれなません。もっとも、昨年は58キロの斤量を嫌われた(8番人気)ガルボが勝っていますので取り越し苦労かもしれません。
穴はアンバルブライベン。前走の高松宮記念でも逃げたように、出走レースほとんどがSダッシュを利かして先頭に立つレースをしています。ここもハナは譲らないでしょう。つぶれるレースも少なくないですが昨年11月の京阪杯(GⅢ、京都1200m)、今年2月のシルクロードS(GⅢ、京都1200m)はリードを保ったままのゴールインでした。洋芝がどうか少し心配ですが、コパノリチャードもうっかり仕掛けられない怖さがあります。
展開がもつれれば後方からのレースになりそうですが好調な上がり馬ティーハーフ、洋芝が案外良いセイコーライコウ。あと、先行してしぶといマジンプロスパー、追い込み有利の展開なら一気に脚を使うスギノエンデバーを警戒しました。
【函館スプリントS】(21日、函館11R)発走=15時25分
◎ 6 ローブティサージュ
○ 7 コパノリチャード
▲ 3 アンバルブライベン
△ 9 ティーハーフ
△11 セイコーライコウ
△12 マジンプロスパー
△14 スギノエンデバー
馬連 6→7、3、9、11、12、14

東京では3歳馬のダートの重賞、ユニコーンステークス(GⅢ、1600m)が行われます。今開催からクラス編成替えになって、すでに3歳馬が古馬に混じってレースをしていますが、ここは3歳馬限定。中央場所で行われる唯一のダートの3歳重賞なので各陣営、熱の入った臨戦態勢にあります。
中心はゴールデンバローズでしょう。前走、今年からダートに戻したUAEダービーを狙ってドバイへ遠征しました。勝ち馬から大きく離された3着でしたがテンションが上がっていたようですし、1900mの距離も長かったかもしれません。遠征帰りなので体調が気になっていましたが、追い切りの動きを見ると大丈夫そうです。ダート路線の期待の星です。デビュー戦は芝(東京1600m)で、先行して2着でしたが2走目からすぐダートに切り替えて未勝利戦を大差勝ちし、500万下、ヒヤシンス賞と3連勝しました。いずれも東京の1600m戦で、内容も全て楽勝です。出走してきた以上、能力発揮を期待するとみてよいでしょう。
面白いのはアルタイル。この馬も芝で2戦(5、6着)したあとダートへ路線変更して勝ち上がっています。500万下の初戦は後方からの追い込みになり、大外を回るレースで7着まででしたが、そのあとは好位付けで2着のあと勝ち上がりました。注目したいのは1戦ごとにレース内容が良くなっていること。オープンの昇竜S(中京1400m)でアキトクレッセントの2着、前走の青竜S(東京1600m)もノンコノユメに半馬身差されたものの内の3、4番手から直線しぶとく伸びていました。ゴールデンバローズに何かあればデキの良さで逆転まであるかもしれなません。
穴にはアキトクレッセントを抜擢。人気馬に追い込み、差しタイプが多く、この馬は逃げるか2、3番手からというのがレースパターンです。メンバー中3頭しかいない3勝馬のうちの1頭で、1400m戦とはいえ500万下を逃げ切った3走前が2着に5馬身差、次戦の昇竜Sも中京の長い直線を持ちこたえてアルタイル以下を抑えました。前走の青竜Sはノンコノユメの3着でしたが、東京の1600mでも見所はありました。レース展開次第では前残りがありそうです。
ノンコノユメは前走の青竜Sで後方から一気に脚を伸ばして差し切りました。東京コースは3戦2勝、3着1回で脚質に合っているので上位争いに食い込んで来そうです。あと、人気薄でも良化が感じられるダノングッド、ドバイ帰りのタップザット(UAEダービー5着)、前走(500万下)楽勝のピンストライプをマーク。
【ユニコーンS】(21日、東京11R)発走=15時45分
◎12 ゴールデンバローズ
○ 6 アルタイル
▲ 4 アキトクレッセント
△10 ノンコノユメ
△ 5 ダノングッド
△14 タップザット
△ 3 ピンストライプ
馬連 12→6、4、10、5、14、3

榎本正男プロフィール

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