先日、ホームセンターで、レジの前に並んだ人が買った物に目が釘付けになりました。「ペットの牛乳」と書いてあるではないですか!
思わず、「どっきりか?」と周囲を見渡した後に、「イヌがウシの乳を飲むのか」としみじみしてしまいました。
しかし、「そんなこと言ったら、ヒトだってウシの乳を飲んでるじゃないですか!」という声が聞こえて来そうで、「別に、そんなに驚くことではないのでは…」という結果に落ち着いた次第です。
調べてみると、ペットの牛乳にも、「子犬・子猫用」に始まって、「成犬用」、「シニア用」など色々あることが分かりました。「肥満・高齢用」も用意されています。ちなみにお値段は、1リットルで600円程度。
さて、この数年で、「人間が飼うペットの数が人間の子供の数を上回った」のをご存知でしょうか。ちょっと、下のグラフをご覧下さい。
このグラフが作られたのが2003年で、この時、2013年の子供の数は1655万人と予想していました。今年4月現在の15歳未満の子供の人口は、1649万人。予想よりも少ないことが分かります。これに対して、3年前の犬猫飼育頭数は、2147万3000頭。やはり、ここ数年で、ペットと子供の数が完全に逆転しています。
今日の朝刊には、「出生率が16年ぶりに1・41に上昇。しかし、出生数は103万7107人で過去最小を更新」とあります。
ペットは、どんなに成長しても、働くようになって日本の国を支えてはくれません。やはり、子供を育てやすい国にすることが重要なのだろうと思います。
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